東光商事株式会社
ホーム TOKOキーワード ロゴストーリー 事業概要 会社案内 リクルート お問い合せ
TOKOキーワード|A day at TOKO
TOKOヒストリー
A day at TOKO
・海外拠点が担うもの
・アパレル業務の現場
・展示会ドキュメント
・海外買い付け業務
・若手社員の一日
デザイナー対談
海外拠点ファイル
海外買い付け業務
国際第3事業部 次長 中前 良隆
上海行きの飛行機の中で、中前は今回のトラブルの解決策を模索していた。依頼先工場の大幅な納期遅れの可能性。それが発覚したのは昨日のことだった。中国での生産においては、納期やクオリティの厳密なコントロールが必要とされる。生産数や工場のキャパシティを把握した上で、工場での生産スケジュールを納期から逆算し、日本から電話やファックスなどで進捗状況をこまめにチェックする。この業務を怠れば、クライアント・東光商事ともに大きなダメージを受けることにも繋がりかねない。「すぐに現地に行かなければ」昨日の工場からの返事を受けると同時に、中前は対策を練り始めた。通常の出張は1週間ほど前から手続きをとっておく必要があるが、今回はそんな余裕はない。飛行機の手配、書類の作成などを終え、空港を飛び立ったのは翌日のことだった。
上海の空港から工場までは車で4時間ほど。飛行機での疲れを気にする間もなく、現地に向かう。工場に着くやいなや、責任者と今後の対応策について協議。まさに息をつく暇もない。足踏みすればするほど、問題は大きく膨れあがってしまう。
本来なら怒ってしかるべき約束違反。しかし中前は、感情を抑えて冷静に対策を練る。まだ経験の浅い頃は怒って机をひっくり返したこともあったが、今は違う。クライアントだけでなくメーカー側との繋がりも大切にしていきたい。取引先との良好な関係があってこそ、クライアントにも満足を与えることができる。それが中前のポリシーだ。
なんとか解決の目処が立ち、宿泊先へと向かう。しかし、ここで気を抜くわけにはいかない。明日は解決策の妥当性をチェックする。日本に帰国した後はクライアントへの報告も忘れてはいけない。その場しのぎの対応ではなく、プロジェクトを包括的にコントロールする必要があるのだ。

翌日、工場を離れた後、中前が向かった先は空港ではなかった。別の工場に赴き、次の仕事のチャンスはないかと探りを入れる。中前にとって、メーカーや産地を新規開拓し、信頼できる発注先へと育て上げた時こそが、最も喜びを感じる瞬間だ。その喜びこそが、アグレッシブな中前のビジネススタイルを形成しているのかも知れない。
Page Top ▲
Copyright(c) 2004 TOKO SHOJI Co., Ltd. All Rights Reserved.