東光商事株式会社
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テキスタイル第9部 テキスタイルデザイナー 広瀬 修
展示会当日の朝、広瀬は昨日の搬入作業を振り返っていた。通常、展示品の搬入・レイアウトは開催前日に行う。午前中には展示台の設営が行われ、午後から作品が設置される。小さな生地サンプルをボードに配列する「マップ」、大きな生地をラックに掛ける「生地掛け」といった展示方法を、作品のデザインや見せ方にあわせて使い分けていかなければならない。もちろん、会場全体の展示構成にも気を配る必要がある。
デザイナー同士の意見を交わし合い、営業担当者との協議を重ね、何度もやり直しを繰り返しながら、ベストな見せ方を探っていく。すでに夜も更け始めたころ、ようやく作業は完了した。それだけに、今回の展示会場は満足のいく仕上がりとなっている。広瀬はこれから始まろうとしている展示会に、期待を寄せていた。
展示会が始まった。予め招待状を配布しておいた既存顧客、各種プロモーションで展示会を知った新規顧客が、次々と訪れてくる。来場者にたいして作品のデザインやコンセプトを説明することも、広瀬をはじめとするデザイナーが携わる重要な仕事のひとつだ。
クライアントとは、展示品はもちろん今後の流行や市場動向についても話が及ぶ。アーティストでありながら、ファッション業界を動かすビジネスマンでもある自分を再認識する瞬間だ。ビジネスである以上、作品は売れなければ意味がない。ひとりのデザイナーとして、同時に東光商事のスタッフとして、広瀬は来場者への対応を続ける。
東光商事の展示会は、他社を圧倒する展示作品数を誇る。一度の展示会で、事業部ごとに200〜300作品を展示。新規の提案はそのうち約半数を占め、そのほとんどは東光商事のオリジナル作品だ。大きなリスクを負いながらも、東光商事にしかできないものを創り、発表し続ける。そんな東光商事のスタンスが、広瀬を大きく成長させている。
展示会の半年ほど前から、広瀬はプランニングを始める。「次の展示会は見せ方にも工夫してみたい。企業コンセプトとしての統一感を持たせる方向性も面白い」。最後の来場者を見送りながらも、広瀬はすでに次の展示会に考えを巡らせていた。
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